【2026年版】戸建て(一戸建て)の火災保険の選び方|必要な補償・相場とネット型3社の特徴

📅 この記事は、2026年9月時点の情報です(保険料や補償内容は、保険会社・契約内容によって異なります)。

戸建ての火災保険の選び方

一戸建て(持ち家)の火災保険はマンションより補償範囲が広く、保険料も高くなりがちです。「何を補償すればいいの?」「保険料はいくらくらい?」という疑問にお答えしながら、戸建ての方が検討しやすいネット型火災保険3社の特徴もご紹介します。

戸建てとマンションの火災保険の違い

一戸建ては建物全体を自分で保険に入れる必要があります。マンションと比べると補償範囲が広く、建物の保険金額も大きくなるのが特徴です。

項目戸建てマンション(区分所有)
建物の補償全部(自分で加入)専有部分のみ(共用部は管理組合)
火災リスク木造が多く燃えやすいRC造が多く延焼リスク低め
風災・雪災屋根・外壁の被害が多い比較的少ない
保険料の傾向建物全体が対象で、木造が多いため高くなりやすい専有部分のみが対象で、戸建てより低くなりやすい
地震保険重要度が高い重要度は建物構造による

💡 木造 vs 鉄骨・RCで保険料が大きく変わる

火災保険の保険料は建物の「構造区分」(木造・鉄骨系・コンクリート造)によって大きく異なります。木造住宅は火災リスクが高いため保険料が割高になります。同じ補償内容でも、構造によって保険料に大きな差が出ることがあります(下の「保険料の例」も参考にしてください)。

戸建てで特に重要な補償

✅ 戸建てで必ず確認すべき補償

  • 火災・落雷・爆発:基本補償。ほぼすべての保険に含まれる
  • 風災・ひょう災・雪災:台風による屋根・雨どいの損害など。戸建てで最も多い保険請求のひとつ
  • 水災:洪水・土砂崩れによる建物被害。ハザードマップで地域リスクを確認して判断
  • 建物への破損・汚損:不測の事故(子どもがぶつけて壁に穴など)の補償。オプションが多い
  • 個人賠償責任:自転車事故や日常の賠償に。配偶者(単身赴任含む)・同居親族・別居の未婚の子も含む家族全員が対象になる特約

💡 風災補償は戸建てで特に重要

台風による屋根瓦の飛散・雨どいの損傷・外壁の亀裂は、戸建てで最も多い保険請求です。風災補償は基本的にセットになっていることが多いですが、補償範囲(免責金額など)を確認しておきましょう。詳しくは補償オプションの解説記事もご参照ください。

戸建てで検討しやすいネット型火災保険の例(3社)

ここでは順位をつけずに、ネット型火災保険の中から3社を例として、特徴とどんな人に向いているかを紹介します(五十音順)。基準を決めて調べた6社の一覧は、ネット型火災保険6社の比較をご覧ください。

※各社の内容は2026年9月に各社の公式サイトで確認したものです。保険料は住所・建物・補償内容によって大きく変わります。

📌 ここで紹介しているのは一例です

ネット型の火災保険は、ここで紹介した3社のほかにも取り扱っている会社があります。紹介した内容はあくまで参考として、住まいの条件(地域・建物の構造・築年数)や必要な補償に合わせて、ご自身のプランに合った保険を選ぶことをおすすめします。代理店型の保険も含めて、同じ条件で見積もりを取って比べると安心です。

SBI損保の火災保険

🙋 こんな戸建ての方に向いています

  • 必須の補償を最小限にして、家のリスクに合わせて補償を足していきたい方
  • 築年数が浅い家に住んでいる方
  • 水まわり・カギ・窓ガラス・電気・ガス設備のトラブル時のサポートがほしい方
補償の選び方必須は「火災・落雷・破裂・爆発」だけ。水災・風災などは自由に選べる(一部セットで加入が必要な補償あり)
保険料築年数が浅いほど安くなる仕組み
付帯サービス住まいのトラブルに24時間対応の業者を手配(ハウスサポートサービス)
注意点補償を自分で選ぶぶん、何が必要かを自分で判断する必要がある

出典:SBI損保「SBI損保の火災保険とは」

ソニー損保 新ネット火災保険

🙋 こんな戸建ての方に向いています

  • 台風・豪雨・地震など、地域の災害リスクに合わせて補償の組み合わせを選びたい方
  • 建物が古くなっても「建て直せる金額(新価)」で備えたい方
  • 顧客満足度の評価を重視したい方
補償の選び方「火災等」は必須。風災等・水災・水ぬれ等・盗難などを組み合わせて選べる
付帯サービス水まわり・カギ・ガラスのトラブル時の緊急かけつけ(24時間365日受付)
顧客満足度2026年 オリコン顧客満足度調査「火災保険」総合1位(7年連続)
注意点加入できるのは昭和56(1981)年以降に建てられた建物

出典:ソニー損保「新ネット火災保険」、ソニー損保「古い建物でも加入できますか」、オリコン顧客満足度ランキング「火災保険」

▶ ソニー損保の口コミ・評判・詳細はこちら

チューリッヒのネット火災保険

🙋 こんな戸建ての方に向いています

  • 補償を一つずつ選ぶより、基本の補償がセットになっているほうが楽な方
  • 盗難や水濡れなども含めて、まとめて備えておきたい方
補償の選び方火災・風災・水災・水濡れ・盗難などの基本補償がパッケージ。外せるのは水災のみ。破損・汚損、類焼損害、個人賠償責任などは特約で追加
付帯サービス水まわり・カギ開け・ガラス破損などのトラブルに提携業者が対応
注意点「持ち家」専用の保険

出典:チューリッヒ「ネット火災保険」、チューリッヒ「火災保険の補償内容」

💡 一括見積もりでさらに比較しよう

上記3社に加えて、東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上など代理店型の大手も含めて比較できる一括見積もりサービスの活用がおすすめです。

火災保険を無料で一括比較する →

※外部の一括見積もりサービスに移動します。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

戸建て火災保険の保険料の例

保険料は所在地・構造・築年数・保険金額・補償の組み合わせで大きく変わるため、一律の「相場」は示しにくいのが実情です。参考として、保険会社が公式サイトで公開している保険料の例を紹介します。

保険会社条件(公式サイトの例)保険料
ソニー損保木造一戸建て(H構造)・東京都・築5年・建物1,800万円(家財なし)・火災/風災/水災/水ぬれ/盗難を補償・類焼損害等の特約付き・地震保険なし・5年契約月額1,438円(月払)
ソニー損保マンション(M構造)・上と同じ条件・建物800万円月額256円(月払)
チューリッヒ木造戸建て(H構造)・東京都武蔵野市・2005年築・建物1,600万円+家財500万円・水災なし・地震保険なし・特約なし・5年一括払い97,010円(1年あたり約19,400円)
チューリッヒマンション(M構造)・東京都世田谷区・新築・建物1,300万円+家財400万円・水災なし・地震保険なし・臨時費用/個人賠償責任の特約あり・5年一括払い22,460円(1年あたり約4,500円)

※2026年9月に各社の公式サイトで確認した保険料例です。会社ごとに条件(補償・保険金額・家財の有無など)が違うため、会社同士の安さの比較には使えません。出典:ソニー損保「新ネット火災保険」、チューリッヒ「ネット火災保険」

※地震保険・風災・水災の有無や地域の災害リスクによって大きく変わります。必ず複数社で見積もりを取りましょう。

戸建ての火災保険 選び方のポイント

  • 建物の再調達価格(新築で建て直す費用)を基準に保険金額を設定する
  • 風災補償は必須(台風・突風による屋根・外壁被害は戸建てで最多)
  • 水災はハザードマップで判断(浸水リスクのない高台なら外して節約も可)
  • 長期契約(最長5年)で保険料を割引する(年払いより割安)
  • 地震保険はセットで検討(火災保険単独では地震による損害は補償されない)
  • 複数社の見積もりを必ず比較する(同じ補償でも保険料が2倍以上変わることも)
▶ 持ち家の火災保険を安くする7つの見直しポイント

よくある質問

Q. 建物の保険金額はいくらに設定すればいい?

「再調達価格」(現在の建築費で同等の建物を新築する費用)を目安に設定します。不足している場合、全損時に受け取れる保険金が足りなくなります。築年数が古い建物でも再調達価格で設定するのが原則です。

Q. 隣の家が燃えて延焼した場合は補償される?

はい。自分の火災保険の建物補償から受け取れます。日本の失火責任法の仕組み上、延焼元の隣家に損害賠償を請求できないことが多いため、自分の保険でカバーすることが重要です。詳しくは失火責任法の解説記事をご覧ください。

Q. 火災保険と地震保険はセットで入る必要がある?

地震保険は火災保険とセットでのみ加入できる仕組みになっています(単独加入不可)。戸建ては特に地震による建物損壊リスクがあるため、セット加入を強くおすすめします。

Q. 築古(築30年以上)の戸建てでも入れる?

多くの保険会社は築年数による制限を設けていませんが、ネット型保険の一部(ソニー損保など)では引受条件がある場合があります。代理店型の大手損保(東京海上・損保ジャパンなど)は比較的緩やかな傾向があります。

※本記事の内容は一般的な情報です。補償内容や保険金のお支払い条件は保険会社や契約内容によって異なるため、実際の補償の可否については保険証券・約款をご確認いただくか、保険会社へお問い合わせください。

🔍 火災保険は比較して選ぶのが一番の近道

火災保険を無料で一括比較する

※外部の一括見積もりサービスに移動します。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。